『チェーホフの御座舞(おざぶ)』〜『結婚申込』『結婚披露宴』『三人姉妹』〜京都・東京2都市公演/構成・演出:ごまのはえ/振付:坂本公成/出演:桂文我 ほか

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《あうるすぽっと+京都府立文化芸術会館+ニットキャップシアター+モノクロームサーカス共同プロデュース》


史実の海を泳ぐ作家の魂。
ごまのはえ版「チェーホフ」クロニクル。

舞台は1890年のサハリンからはじまります。この年、30歳になったチェーホフはサハリンにやってきました。そこで彼が何を見たか、にも興味はありますが、そもそもなぜ彼はサハリンに来たのか、謎です。僕がもっていたチェーホフのイメージは紳士で温かく少し冷笑的なものでした。とても肺病をおしてまでサハリンにいく人とは思えませんでした。しかも彼自身も出発前になって友人へサハリンに行くことを嫌がる内容の手紙を残してます。まるで彼の作品の登場人物がもっているような深刻な矛盾を彼もまた持っていたのかもしれません。この作品では、舞台をサハリンにして短編「結婚披露宴」「結婚申込」を編みこみさらにさらに「三人姉妹」まで隙あらば登場させるつもりです。そこから僕なりのチェーホフの人物像、そしてサハリン(樺太)という島の物語を描くつもりです。 ごまのはえ


企画説明

京都を拠点に活動する劇団「ニットキャップシアター」のごまのはえが、ロシアの大劇作家チェーホフに迫る新作公演。チェーホフの戯曲だけでなくその行動と史実とを足がかりに、想像力の翼を羽ばたかせます。振付には同じく京都を拠点にするコンテンポラリーダンスカンパニー「モノクロームサーカス」の坂本公成。キャストには、両カンパニーの俳優・ダンサーに加え、上方落語の桂文我ががっぷり四つ!! 語り×踊り×芝居でもって描く、made in KYOTOの新食感チェーホフをお見逃しなく。

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