参加カンパニー


ニットキャップシアター

1999年、劇作家・演出家・俳優のごまのはえを代表として旗揚げ。
京都を拠点に日本各地で公演をおこなう。2007年には初の海外公演として上海公演を成功させた。
社会制度とそこに暮らす人々との間におこる様々なトラブルを、悲劇と喜劇両方の側面から描いてゆく作風は、新しい「大人の演劇」を感じさせる。日常会話を主としながら、詩的な言葉を集団で表現することも得意とし、わかりやすさと同時に、観客の想像力を無限に引き出す奥深さも持っている。
また、シンプルな中にも奥の深い舞台美術や、照明の美しさ、音作りの質の高さなど、作品を支えるスタッフワークにも定評がある。

ニットキャップシアター http://knitcap.jp/

ごまのはえ

劇作家、演出家、俳優。
大阪府枚方市生まれ。佛教大学在学時より、同大学の劇団「紫」で演劇活動を開始。1999年「ニットキャップシアター」を旗揚げ。劇団代表。
生活感の溢れるギャグと、叙情的なエピソードを含んだ、きわめてスピーディーで切れ味のある台詞劇を書く。
創作活動と並行して演劇ワークショップの講師も務め、2007年から京都府立文化芸術会館との協同で府内の小学校を対象に「演劇出前ワークショップ」を展開している。
2010年度よりNPO法人京都舞台芸術協会理事長。

《受賞歴》

2004年
第11回OMS戯曲賞大賞『愛のテール』
2005年
第12回OMS戯曲賞特別賞『ヒラカタ・ノート』
新・KYOTO演劇大賞、演出家賞『ヒラカタ・ノート』
2007年
ぶんげいマスターピース工房2007 最優秀演出家賞『結婚申込』

Monochrome Circus

京都を拠点に活躍するコンテンポラリーダンス・カンパニー。
1990年に設立。主宰坂本公成。
「身体をめぐる/との対話」をテーマに国内外で活動を続ける。
『掌編ダンス集』と銘打つ大小の作品群7作品をはじめ、海外振付家による2作品、上演回数約300回となるアウトリーチ的プロジェクト『収穫祭シリーズ』や坂本と異なるジェネレーションと背景を持つ人々が舞台上で出会う『旅の道連れ』、Dumb Typeの照明家 藤本隆行とのLED照明を軸にしたコラボレーション『Refined Colors』や『LOST』など現在13のレパートリー作品を維持する。今年は瀬戸内国際芸術祭でgrafの服部滋樹とのコラボレーション『直島劇場』を上演。

モノクロームサーカス http://www.monochromecircus.com/

坂本公成

Choreographer, Facilitator of Contact Improvisation.
「身体との対話」をテーマに様々な公演、ワークショップ、プロジェクトを手がける。MC作品の振付/演出のほか、京都国際ダンスワークショップフェスティバル、Contact Improvisation Meeting Japanのディレクターを務める。近年では、別府現代芸術フェスティバル[混浴温泉世界]で『ダンサーを探せ!!』、『旅の道連れ』と様々な身体を持った人々との作品製作が注目されている。'01年 京都市若手芸術家奨励制度奨励者、'02年アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受けてNYに研修。 平成19年度京都市芸術新人賞受賞。'09年度より近畿大学非常勤講師。

《受賞歴》

1998年
芸術祭典・京 造形部門“公募・京を創る”入選
2000年
“京都市若手芸術家奨励制度”奨励者
2001年
横浜ダンスコレクション Solo×Duoコンペティション入選
静岡振付コンクール2001入選
2002年
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC) 助成
2008年
「平成19年度京都市芸術新人賞」受賞

文我 [落語家]

落語家。 1960年三重県生まれ。1979年、二代目桂枝雀に入門、1995年に四代目桂文我を襲名。 年間300回程の落語の高座をつとめる。大阪・東京・横浜・名古屋・京都・岡山・徳島をはじめ、各地で「桂文我独演会」「桂文我の会」を開催。また、子ども向きの落語会の「おやこ寄席」も各地で開催。

桂文我 http://www.katsurabunga.net/

《受賞歴》

昭和58年
ABC落語漫才新人コンクール審査員奨励賞
平成3年
NHK新人演芸大賞優秀賞
平成6年
国立演芸場花形演芸会金賞
平成7年
国立演芸場花形演芸会大賞
平成8年
大阪市咲くやこの花賞
平成8年
国立演芸場花形演芸会金賞
平成9年
国立演芸場花形演芸会金賞
平成11年
国立演芸場花形演芸会金賞
平成15年
芸術選奨文部科学大臣新人賞
平成21年
芸術祭賞優秀賞