若州人形座 水上 勉 没後20年特別企画ブンナよ木からおりてこい4人の語り部たちによる朗読劇

日時 | 2025年 3月29日[土] 14:00〜15:00 |
会場 | ホール |
料金 | 自一般 2,000円友メ1,800円※前売のみ 高校生以下1,000円 チケット発売中 チケット取り扱い■ローソンチケット〔Lコード:51766〕、ローソン・ミニストップ内Loppi ※未就学児童の入場はご遠慮ください。 |
お問合せ先 | 文化芸術会館 075-222-1046 |
作品について
ジャンプの得意なトノサマガエルのブンナは、ある日、椎の木のてっぺんまで登ってみた。そこはトンビの餌置き場で土があった。土の中に隠れているブンナの頭上に、傷ついたスズメやモズやネズミ、ヘビまでが落とされてゆく。
そこで交わされる傷ついた者たちの話から、ブンナは「死ぬこと」「生きること」を考え、大きく成長してゆく。
スタッフ・キャスト
原 作 水上 勉
脚本 飛鳥井かゞり
演出 若州人形座
語り 飛鳥井かゞり 静永鮮子 くぬぎ森子 工藤琢人
音 島田愼二
[美術]
ブンナ人形製作 吉田貴志
舞台美術 琢拓堂
影絵製作 琢拓堂
衣 装 中村藍子
若州人形座よりひとこと!
この「語り部たちによる『ブンナよ、木からおりてこい』」は4人の語り部たちが役を交代しながら、人形や影絵を使った朗読劇で上演します。
原作は水上 勉が昭和47年に書き上げた作品。若州人形座のこれまでの大人向け の作品群とは異なり、小学生や中学生、高校生にも観てほしい「命の大切さ、尊さ」を 考えさせられる作品です。
若州人形座について
若州人形座は、作家の故水上勉が設立した福井 県大飯郡の若州一滴文庫の文化活動の一環として 旗揚げされ、若州一滴文庫くるま椅子劇場ほか、全国 各地で様々な竹人形文楽を上演してきました。 2001年・京都の画廊ギャラリーテラでの公演以降、現在巡演中の『はなれ瞽女おりん』『曾根崎心中』『越前竹人形』の3作品は、飛鳥井かゞりが、語りをはじめ全ての登場人物の声を一人で担当し、動くのは 人形や影、仮面等という形で上演しています。 竹の持つ力強さとしなやかさを併せ持った人形は、素朴であたたかく、また、語り手と人形遣い手が時に三位一体となって、竹人形がまるで生きているかのように動き、語り出します。 水上文学と竹人形が織りなす幽玄の世界は、全国 各地で高い評価をいただいています。