ぶんげいマスターピース工房vo.3 『シェイクスピア・コンペ』京都府立文化芸術会館

E.劇団GUMBO
(兵庫県川西市)


E.劇団GUMBO 日時

2010年

E.劇団GUMBO 作品タイトル

『Smog』
作:トニー・ムーア+劇団GUMBO
演出:田村佳代

E.劇団GUMBO 作品概要

マクダフ―彼は一体何者なのか? 今、男が自らの半生を語り始める。


 『Smog』は、シェイクスピアの悲劇『マクベス』の登場人物“マクダフ”と“三人の魔女”に触発されて書かれた。マクダフは、妻子を殺された復讐を果たし、暴君と化したマクベスを殺す男。一方、魔女はマクベスが暴君へと転落するきっかけをつくる女たち。本編では出会わない正義と悪を象徴する両者が出会った時、新たな“復讐”の物語が動き出す。魔女は言う。「いいは悪いで悪いはいい、濁った霧空飛んでいこう」正義とは何か? 復讐とは何か? この社会と、人間の心の中を覆う分厚いスモッグが晴れることはあるのだろうか。

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E.劇団GUMBO 団体プロフィール

劇団GUMBO

 1994年、代表の田村佳代を中心に結成。97年より海外公演を開始し、これまで世界各国でオリジナル作品を上演。98年、[SPIRIT OF THE FRINGE](エディンバラ)受賞。2003年、[Special Commendation](メルボルン)受賞。2008年からオーストラリア3都市で上演された新作『JP』は、今年1月、シンガポールフリンジフェスティバルに招聘された。また、近年は海外のアーティストとの共同制作作品も多い。詳しくは、http://www.eonet.ne.jp/~gumbo/

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E.劇団GUMBO 作家プロフィール

トニー・ムーア(Tony Moore)

 劇作家、演出家、照明家、俳優。イギリス出身、オーストラリア在住。アデレード大学で演劇教育を学び、エリザベス・レパートリー・カンパニーで、演出家としての活動を開始。1993年、イギリスに移住し、セブンオークスのスタッグ・シアターにてプロダクション・マネージャーを8年間務めると共に、本格的に執筆活動を始める。2005年、オーストラリアに戻り、以来、自身や他作家の新作をスポットライト・シアター・カンパニーで上演している。執筆作品は、これまでイギリス、オーストラリア、ギリシャ、アメリカで上演されている。

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E.劇団GUMBO 演出家プロフィール

田村佳代


 演出家、女優。大阪府出身。近畿大学にてルコック・システムを学ぶ。1994年、劇団GUMBO結成後は、大阪、東京のライブハウスを中心に、年間100本以上のパフォーマンスを行う。97年より海外公演を開始し、世界各国で公演。2003年、[大阪舞台芸術新人賞]を受賞した。
独特な身体表現、音楽、ダンスを用いて人間の感覚へダイレクトに届く演出は、他に類を見ないものとして海外で高く評価され、近年は、海外のアーティストと、言葉の壁や文化の隔たりを越えたコラボレーションを行っている。

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E.劇団GUMBO 出演者

大城秀史
真渕健一
西村優子
田村佳代
西原亮
小畑香奈恵(宴劇会なかツぎ)
阿矢(劇団大阪新撰組)
得田晃子(水の会)

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E.劇団GUMBO スタッフ

演出助手:宮坂野々
照明:加納川崇晃
音楽:イアン・キットニー(Robot Turbo Marie)、ヒロ上原
殺陣:映見集紀(B.E.A.T)
翻訳:ホーキンソン美希

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